ベテランだけが知る活躍人材。
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鷺坂:私はメディウェルには中途で入社しました。三社目でしたが、過去に働いたどの会社とも違い、“誰かの役に立ちたい”という思いをもつ人が多いと感じています。お二人はどう思いますか?小嶋:私もそれは思います。私が以前に働いていた会社は人材系の会社でした。いわゆるガツガツ系、肉食系の営業ばかりで、意識していることは個人の業績のことばかり。そんな環境に嫌気がして転職したので、メディウェルに入社したときのギャップは凄かったですね。小野塚:私は新卒入社ですので、他社のことはあまり分かりません。ですが、誰かの役に立ちたいという思いをもつ人はたしかに多いと思います。入社年次によっても、その強さに違いは感じています。鷺坂:確かにそれは言える。数年前よりも自己主張の強さは減ったかもしれない。“今の若者”っていう一括りは良くないかもしれないけれど、良くも悪くも周囲に合わせてくれる人が多くなったと感じる。
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小野塚:鷺坂さんもそう感じるのですね。以前に小嶋さんも同じような話をしていたのですが、昔はもうちょっと『俺が俺が!』という人がいたなぁと、昔を懐かしがっていました(笑)。小嶋:これも時代の流れでしょうし、ある意味ではメディウェルが組織として成熟してきたと言えるかもしれませんね。私の部署には7人のメンバーがいますが、自己主張の強い人はおらず、とても穏やかで良いチームワークを築けています。鷺坂:たしかにそうですね。個人、組織の業績は主張の強さとは関係ありません。現に事業部、会社の業績は着実に伸びています。お二人は成果を出すメンバーの共通点で気になることはありますか。小野塚:私は新卒の育成にも関わることが多く、気づきがありました。成果を上げている若手の共通点は「素直さ」です。先輩のアドバイスを素直に受け入れて実行する人は、成長のスピードが早いと感じています。私たちの仕事は求職者と医療機関のマッチングですが、成果を出せるようになるには時間がかかります。地味な業務も少なくありません。そのなかで、アドバイスを地道にコツコツ実践できるどうか、がポイントかなと。小嶋さんはどう思います?
小嶋:
私も素直さはとても大事だと思います。うちの部署は中途より新卒のほうが多いので、あまり前職のやり方を踏襲する人はいませんが、それでも中には「自分はこうやるんだ!」というこだわりが強い人もいます。こだわりをもって仕事をすることは大事。でも結果に結びつかなければ軌道修正をしなければならないので、その時に周囲の意見に耳を傾けるかどうかが分かれ道のような気がします。
小野塚:
あとは情報をキャッチする力も大事かもしれません。自分一人で集められる情報量は限られていますが、同じ部署で働く仲間の情報量を合わせると、一気に人数分の情報が手に入ります。新人にはなかなか難しいことですが、情報感度の高さも成長の早さに大きな影響を与えていますね。